レンズフィルター1枚で無限に広がる世界をご存じですか?
私は、写真表現の幅を広げるレンズフィルタ-として、C-PL、NDフィルター、レンズ保護としてプロテクトフィルターを使っています。
目次
C-PLフィルタ-
C-PLフィルタ-は、反射光を抑えて被写体を色鮮やかにするレンズフィルターです。自然光は通し、ある特定方向の振動成分を持った偏光(反射光)を回転する偏光膜で除去します。
K-3+DA★16-50+C-PL 2015/1 白鳥庭園
発色を良くするために使う方が多いですが、私が使っているPENTAXのカメラは、C-PLフィルタ-なしでも十分に鮮やかな発色が得られます。
また、広角ムラやカラーバランスの偏りの弊害もあるため、私は、水面やガラスの反射をコントロールする用途でしか使っていません。
NDフィルタ-
NDフィルタ-は、光量を減らすレンズフィルターです。長時間露光(スローシャッター)撮影をすることで、水を滑らかにしたり、動きを強調したりと用途は広いです。
K-3+DA★16-50+ND16 2015/9 尾張横須賀まつり
私はND16とND1000のND、ND8のハーフND、ND2.5-ND500のバリアブルNDフィルターを使っています。NDの番号が大きいほど減光量が大で高濃度になります。
プロテクトフィルター
プロテクトフィルタ-は、キズや汚れからレンズを保護するレンズフィルターで、全レンズに取付けています。
僅かに画質に影響はあると思いますが、フィールドで神経質にならずに取り扱えます。ただし、逆光撮影ではフレアーやゴーストが発生しやすくなるため、外します。
最後に
C-PLとNDフィルタ-は、持っているレンズの最大フィルター径を購入して、ステップアップリングを使うと全てのレンズに使えます。ただ、ステップアップリングを使うとフードが使えなくなるので注意して下さい。
レンズフィルターは、レンズに投資するよりもはるかに少ないコストで、写真表現の幅を広げることができます。
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