名古屋市の藤前干潟の野鳥観察に、先週行ってきました。
藤前干潟は、愛知県西部の庄内川、新川、日光川の合流する河口部にある広大な干潟です。
国指定鳥獣保護区の庄内川河口を含む藤前干潟は、特に水鳥の生息地として国際的に重要な干潟としてラムサール条約登録湿地となっています。
庄内川河口に面した稲永公園から、合成焦点距離980mmのスマスコで観察しました。
前回は、干潮の潮位予測が79cmと高めで、近くに干潟が現れずに野鳥が遠くなってしまいました。今回は、干潮時間11時09分の潮位予測42cmを狙うことにしました。
結果、近くに干潟が現れ、近距離から野鳥を観察できました。私の小型フィールドスコープのスマスコでも、潮位予測が50cm以下なら種名を同定できる大きさで見られそうです。
Googleレンズの検索ではコサギです。後頭部に2本の長い冠羽があるので、夏羽になっているようです。中型の野鳥ですが、それなりに大きく見ることができました(笑)。
ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2024/4 藤前干潟
Googleレンズの検索ではキンクロハジロのオスとメスです。近くの干潟に群れで来ていました。よく似ているスズガモも数多くいたようです。
ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2024/4 藤前干潟
Googleレンズの検索ではコガモのオスとメスです。小さめのカモですが、岸の近くで一生懸命に餌を探していました。カモ類は警戒心が少ないのでしょうか。
ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2024/4 藤前干潟
今回は、近くに来ていたサギとカモ類しか観察できませんでしたが、大きく見ることができてよかったです。
次回は、藤前干潟を代表するシギ、チドリ類を観察したいです。春の野鳥観察のベストシーズンは5月初旬とのことなので、GWの潮位が低いタイミングを狙いたいと思います。
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