何気ない日常の写真

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Xperia 5 Ⅱのスマスコによる花鳥風月

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小型軽量で安価に超望遠撮影を実現!!


今まで撮影できなかった超望遠をカバーするため、Xperia 5 Ⅱのスマスコを導入しました。

 

被写体として、花鳥風月を対象に色々とチャレンジをしていますが、苦戦をしています(笑)。スマスコの操作性の問題もありますが、被写体そのものの撮影の難易度が高いです。

 

今回は、何とか撮影できたものを紹介します。

 

目次

 

スマスコとは

スコープ(フィールドスコープ、天体望遠鏡等)の接眼レンズの拡大像を、スマートフォンのカメラで撮影する超望遠撮影です。合成焦点距離(mm)は、スコープ倍率(倍)×スマートフォンカメラ焦点距離(mm)です。


私は、近距離の野鳥や花を対象に、スマスコのスコープを選択しました。

 

スマートフォンは、Sony Xperia 5 Ⅱの望遠カメラです。仕様は、70mm(35mm判換算)/F2.4、1220万画素 PD AF 1/3.4インチセンサーです。

 

スコープは、Vixen ジオマⅡ ED52-S、接眼レンズは、Vixen GLH20Dです。仕様は、対物レンズ有効径:52mm、眼視至近距離(最短合焦距離):約4m、倍率:14倍です。

 

合成焦点距離は、980mm(35mm判換算)になります。

 

www.sxvblog.com

 

スマスコで花だけを撮るケースは少ないと思いますが、名古屋市の白鳥庭園の彼岸花を撮ってみました。

 

超望遠撮影ですが、スマホのセンサーが小さいためか、最短合焦距離でもびっくりするほどボケるわけではなさそうです。少しボケがうるさかったので、背景を暗くしました。

ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2023/9 白鳥庭園

 

写真レンズのような綺麗なボケではなさそうですが、背景を選べばそれなりに撮れると思います。

 

名古屋市の藤前干潟の野鳥です。Googleレンズの検索ではアオサギです。

 

藤前干潟は一般的な探鳥地に比べ鳥が遠いので、合成焦点距離980mmでは、大型の野鳥でも小さくしか写らないです。

ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2023/9 藤前干潟

 

ただ、ピント位置はそれなりに解像しているので、ある程度はトリミングで対応できそうです。

 

www.sxvblog.com

 

問題は、干潮時刻と潮位と気象条件です。近くに干潟が現れないと野鳥が遠くなり、気象条件によっては解像やコントラストが大きく低下します。


数回、撮影に行きましたが、良い条件がそろう日は少なかったです・・・。

 

風景の被写体として、南知多町の聖崎公園の河津桜とメジロ(Googleレンズ検索)を撮りました。

 

近距離の野鳥なら、警戒されない距離を確保しながら十分な大きさで撮影できます。

ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2024/2 聖崎公園

 

聖崎公園は、河津桜が密集していてメジロの数も多い撮影しやすいスポットですが、野鳥にかぎらず、被写体が野生の生き物の場合は、見つけるだけでも難易度が高いです。

 

スーパームーンの前日の月です。スパームーン当日が曇り予報だったので、前日に撮影しました。


デジタル1眼カメラと比べると、光軸やケラレの調整等、手間と時間がかかりますが、合成焦点距離980mmならトリミングなしでこれだけ大きく写ります。

ED52-S+GLH20D(14×)+Xperia 5Ⅱ(70mm) 2023/8 月

 

月のような明るい天体は、昼間の被写体と同じようにスコープで大まかにマニュアルフォーカスすれば、スマートフォンのオートフォーカスでピントを合わせることができます。

 

まとめ

スマスコは、デジタル1眼カメラと比べると調整に時間がかかる、スコープがマニュアルフォーカス、スマートフォンのセンサーが小さく画質が劣るデメリットはありますが、小型軽量で安価に超望遠撮影を実現できます。

 

目的の撮影には苦戦していますが、今まで諦めていた超望遠撮影ができるだけでも素晴らしいです。

 

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