先週、常滑市の廻船問屋瀧田家に行ってきました。
江戸時代からの廻船問屋であった瀧田家の屋敷を復元・整備したもので、生活道具や船道具などの資料が展示されています。
1850年頃の建築で常滑市指定有形文化財になっており、やきもの散歩道Aコース前半のメインスポットです。
定番の主屋の2階から見た景色です。立派な屋敷で、大海原を駆け巡った栄華のむかしがしのばれます。
K-3+DA★16-50 2021/6 瀧田家
主屋1階の仏間から見た座敷です。滝田家には二人のお子様がいたそうですが、襖の奥で遊んでいる幼子の情景が目に浮かぶようです。
K-3+DA★16-50 2021/6 瀧田家
室内には、菜種油を用いた灯火具の無尽灯の展示や、衣類や生活用品なども飾られています。年に5回、季節に合わせて展示内容を変えているそうです。
2階に置かれた箪笥類もしっかりと保存されており、当時の生活がうかがえます。
K-3+DA★16-50 2021/6 瀧田家
敷地内の井戸です。実際に使っていたであろう桶を見ていると、井戸の底で反響する水音が聞こえてきそうです。
K-3+DA★16-50 2021/6 瀧田家
常滑船の歴史を感じられる素晴らしい施設ですが、今回も、見学者は私ひとりだけでした・・・。
やきもの散歩道に来られたときは、休憩がてらゆっくりと見学されてはいかがでしょうか。
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