雨対策の撮影アイテムで雨の日の撮影を楽しもう!!
私は、年に数回は雨の日に撮影します。雨が目的ではなく、雨上がりをターゲットにした撮影です。
平地の紅葉は、晴天の透過光が綺麗ですが、遠景の山の紅葉は、雨に濡れると綺麗に発色します。雨上がりの早朝なら、朝もやや霞がかかるフォトジェニックな気象条件になることもあります。
平地の桜は、青空がバックだと映えますが、山の桜は曇天のフラットな光のほうが、彩度が強調されます。あじさいやアヤメ類の花は、雨上がりに汚れや虫が目立たなくなります。
撮影直前に雨が上がるのが理想ですが、雨の中で撮影することも少なくないため、雨対策が必要です。
今回は、私が使っている雨対策の撮影アイテムを紹介します。
目次
アンブレラクランプ
防滴対応のカメラやレンズは、少しの雨なら撮影後に手入れをすればよいのですが、問題はレンズ面に付着する雨粒です。こまめに拭き取らないとソフトフィルターのように解像が低下します。
機材の雨対策としては、レンズ面に雨粒が付着しないように広い範囲をカバーできる傘にしています。
基本的には三脚を使うため、Velbon アンブレラクランプ UC-6で傘を固定します。三脚を使わない場合は、携帯傘を左手に持ちながら撮影します。
アンブレラクランプ UC-6は、クランプのホルダーに専用傘の柄(アダプター)を取付けて、クランプを三脚のセンターポール(エレベーター)にトグル機構で挟んで固定します。
クランプは、直径18~34mmのパイプに固定できるように、mm単位で調整可能です。ホルダーを押し込みながら回すと傘を360度回転でき、最適位置でロックできます。
K-3+DA★16-50 2021/5 「Velbon アンブレラクランプ UC-6」
ホルダーのアクセサリーシューにストロボを取付け、専用傘の白色の裏地にバウンスさせるストロボアンブレラとしても使用できます。
細かいところまで配慮が行き届いている製品ですが、風が強いと不安定になるので注意が必要です。
リュック用レインカバー
リュックは、全カメラ機材が入る容量があり、取り外し可能なウエストベルトが付いているThule Aspect DSLR Backpackです。
レインカバーは付属していないため、イスカ ウルトラライトパックカバー M(30-45L)にしました。
K-3+DA★16-50 2021/5 「イスカ ウルトラライトパックカバー M、モンベル レインダンサージャケットとパンツ、totes Line 四つ折り48cm」
80gと超軽量でコンパクトに収納できます。サイズは少し大き目ですが、リュックに固定しているトラベル三脚もカバーできます。
レインウエア
レインウエアは、長年使用しているモンベル レインダンサージャケットとパンツです。ベーシックな耐久性に優れたウエアです。
ゴアテックスのレインウエアは、雨だけではなく、冷えたときの防寒、風が強いときの防風とマルチに使える万能ウエアです。
防災用にも使えることから、上下セットを持っていても無駄にはならないと思います。
携帯傘
傘は、totes Line 四つ折り48cmです。収納時の長さは15cm、重さは240gです。ビニールの袋に入れてポケットに入れておけば、置き忘れ防止になります(笑)。
コンパクトで軽量なため、長時間でなければ左手に持ちながら撮影できます。
防水フィールドブーツ、トレッキングシューズ
雨の中や足下が悪い撮影地は、長靴がわりにワークマン 防水フィールドブーツかメレル モアブ2ミッドゴアテックスを履きます。
ワークマン 防水フィールドブーツは、靴底から履き口までの高さが約24cmで、軽くて疲れにくいです。耐久性はまだわかりませんが、コストパフォーマンスは良いと思います。
メレル モアブ2ミッドゴアテックスは、一般的なトレッキングシューズに比べて、軽量で柔らかく、履き心地がよいのでアウトトドア全般に使えます。
まとめ
雨の日は、機材の故障が心配で撮影しない人が多いと思いますが、雨の日だからこそ撮れる風景もあります。
十分な雨対策と撮影後の機材のメンテナンスをしっかりと実施して、雨の日の撮影を楽しみましょう。
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