あなたも、知多の歴史と伝統に出会ってみませんか?
地域に根ざした歴史と伝統のある知多のまつりを、ほんの一部ですが紹介します。
私は風景を中心に撮影しているので、人物はあまり撮りませんが、唯一、祭りだけはカメラを始めたころから撮っています。祭りに参加する人の思いがファインダーを通して伝わり、心打たれるものがあります。
ただ、公のイベントとはいえ、個人の肖像権やプライバシーには十分な配慮が必要で、さらに、一瞬のシャッターチャンスを逃さない集中力も必要となる、難しい被写体でもあります。
目次
おまんと祭り
東浦町のおまんと祭りは、五穀豊穣を願う秋の祭礼です。鈴を背に着けた馬が神社の境内にもうけた柵の中を疾走し、若衆が「ハイヨー」のかけ声とともに馬につかまり伴走する勇壮なお祭りです。
K-7+DA★50-135 2013/9 おまんと祭り
円形の柵のすぐそばから撮影できるため、スピード感と迫力は素晴らしく、馬が通るたびに土と泥をかぶるため、いつも全身泥だらけになります(笑)。
尾張横須賀まつり
東海市の尾張横須賀まつりは、横須賀町愛宕神社の秋の例祭です。からくり人形をのせた、彫刻や刺繍に彩られた4輌の山車が町内をひきまわされます。
見どころは、山車を担いで勢い良く回転させる「どんてん」で、お囃子と屋形から舞い上がる紙吹雪や担ぎ手の威勢の良いかけ声に心躍らされます。
K-3+DA★50-135 2014/9 尾張横須賀まつり
200年以上の伝統がある、歴史の重みを感じさせる祭です。
太田まつり
東海市の大田まつりは、大田町の大宮神社の例祭として行われます。重さ約5トンもある山車が、お囃子とともに町内をねり歩きます。
見どころは、山車を担ぎ上げて回転させる「どんでん」で、中でも大宮神社境内で行われる4輌の山車がいっせいに回転する「四脇どんでん」はまさに圧巻です。
K-3+DA★50-135 2017/10 大田まつり
山車を飾るからくり人形の演技も見どころのひとつです。
だんつく獅子舞
藤江のだんつく獅子舞は、東浦町藤江に伝わる一人立ち獅子舞です。藤江神社の祭礼に奉納される舞楽で、愛知県無形民俗文化財に指定されています。
「恋歌仙」「膝折」「隠獅子」の3幕で構成され、各幕の始めに棒を持った素盞嗚尊(すさのおのみこと)が舞台を清め、雌雄一対の親獅子が躍るのが基本です。最後の隠獅子では2頭の親獅子に6頭の子獅子が加わります。
K-3+DA★50-135 2016/10 だんつく獅子舞
絢爛豪華な衣装をまとい、ゆったりとした動きですが、ダイナミックに舞います。強面な面も歴史を感じさせる迫力があります。
最後に
知多にはほかにも魅力あふれる祭りが数多くあります。特に5年に一度、半田市内の山車31輌が勢揃いするはんだ山車まつりは、壮観そのものです。
前回は行けなかったので、次回はぜひ行きたいと思います。
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